天国の本屋 -恋火-

レンタルショップの200円レンタルデーに借りてみた。世界観が綺麗。人間の寿命は100年と決まっていて,途中で死んだら残りを天国で過ごすという発想はおもしろい(100歳を過ぎて生きている人の話も出てきている)。天国では様々な人が自由に暮らしていて,そこの本屋が舞台。平行して現世の話も出てくる。両者の絡みは若干強引な感もあったが,総じてよくできていたと思う。あからさまに恋愛モノにしていないところに好感が持てる。竹内結子一人二役もきちんと両方のカラーが出せていたと思うし,予想をいい意味で裏切られるいい映画。原作があるということで返却に行った際に探してちょっと立ち読みしてみたが,3冊出版されていた。機会があれば読んでみよう。