2005-05-01から1ヶ月間の記事一覧

「解夏」 さだまさし

タイトルの「解夏」を含む4編が詰まった小説集。 「解夏」に関しては、原作を読むと、映画はそれなりにうまいことまとめていたなぁと感心する。小説から得られる雰囲気と映像の雰囲気は同じように感じられたし、多少恋愛モノに走りすぎてしまったことは仕方…

「迷宮百年の睡魔(コミック)」 スズキユカ(原作:森博嗣)

女王の百年密室に続いてのコミック化第2弾。原作を事前に読んでおいてよかった。もはやサエバ・ミチル、ロイディはこの映像しか思い浮かばない。 コミック化に際し、ストーリーはかなりダイエットされているが、その量も絶妙。全く無理なくショートカットで…

モナリザスマイル

ジャケット裏の説明から、50年代アメリカのお嬢様大学に赴任した美術講師(ジュリアロバーツ)が「優秀な女性はハーバード大卒の学生と結婚して家庭に入るべき」という考えを持つ保守的な大学体質を変えるべく奔走する話。。。かと思ったんだが。。。どうも…

スチームボーイ

アキラも見たことないし、監督に対して何の予備知識も持たずになんとなく見てしまったのだが、楽しめた。 蒸気機関全盛の時代。超高圧を封じ込めたスチームボールを巡って研究者がぶつかりあう。科学技術は常に兵器の開発と共に進歩してきたとか、余計なこと…

「どきどきフェノメノン」 森博嗣

博士課程の学生、佳那の日常の「どきどき」が満載。第1印象は「アメリ」のような感じ。「アメリ」は人のためにちょっとした仕掛けをしてどきどきしていたが、この作品の主人公は自分が「どきどき」するためにちょっと仕掛けをしてみたり、酔っ払うと記憶を失…

「θは遊んでくれたよ」 森博嗣

どうやらGシリーズというらしい、今回のシリーズであるが、前作「φは壊れたね」が登場人物の紹介という位置づけなら、今作はシリーズ全体が少し見えてくる。トリックそのものはなんとなく予想がついてしまう展開だが、シリーズ通しての流れを追ってみたくさ…

「迷宮百年の睡魔」森博嗣

「女王の百年密室」の続編。サエバ・ミチルと相棒のウォーカロン(人造人間)ロイディが謎の島イル・サン・ジャックにたどり着く。女王,首無死体,一夜にして森が消え,海が消える。ミステリの様相を呈してはいるけれど,それよりもミチルとロイディ,女王…

就職活動

就職活動も佳境に差し掛かって,現時点で内定1社,書類選考待ち1社,不合格3社という状況。最終的には残った2社を天秤にかけて決定しようと思っているが,ここまでの就職活動を顧みると,「博士は就職厳しい」という現実を目の当たりにしている気がする。 例…

解夏

TVで放映していたものを視聴。映像,キャストどれもよかった。実際に難病を抱えている人からすると若干現実味に乏しいのかもしれないが,ドキュメンタリーではないし,これはこれでいいと思う。残念だったのはTV放映だったためにいいところでCMが入ったこと…