スチームボーイ

アキラも見たことないし、監督に対して何の予備知識も持たずになんとなく見てしまったのだが、楽しめた。
蒸気機関全盛の時代。超高圧を封じ込めたスチームボールを巡って研究者がぶつかりあう。科学技術は常に兵器の開発と共に進歩してきたとか、余計なことはあまり考えないほうがよい。蒸気機関で城が飛ぶ?しかも蒸発潜熱で周り中が氷だらけに。というか、万博会場でいきなり戦争おっぱじめるってありなのか?疑問は尽きないが、ああいう大きな機械がガチャガチャ動くのを見ているのは楽しい。
何より、セピア調の絵が秀逸。序盤でセピア調の風景の中での赤いドレスを着て赤い傘を持った女の子が登場するシーンがあるが、色彩がよかった。
この絵を眺めるだけでもよい感じ。
それにしても。。。最近のアニメは監督の名前が先行しすぎている気がするなぁ。まぁスピルバーグでも同じか。。。「〜〜の監督」って先入観が入りすぎるのもよくないと最近痛感しているところ。