シッピング・ニュース

う〜ん。自分には微妙な感じの映画だった。決して飽きて早送りするようなところはなかったんだけど,途中の小話が多すぎて,結局何が言いたいのか伝わらない。ケヴィン・スペイシーは最初はダメ男みたいな役なのかと思ったけど,あれだけ上司に文句を言えるなら,なぜ浮気した奥さんには何も言わなかったのか?これを「自信がついて言えるようになった」と取れなくもないが,それにしては自信を持つまでの経緯やきっかけが何となく説得力に欠ける感じがした。ジュリアン・ムーアの過去は聞いておいて,自分の過去を語らないのは反則では?近親相姦の叔母はあれで立ち直ったのか?生首死体はあの後どうなるの?などなど。細かな疑問がたくさん。

ただし,最後の台詞は印象的。