スウィングガールズ

山形の田舎で,補習を受ける女子高生たちが,食中毒で倒れた吹奏楽部に成り代わって楽器の演奏を始め,ビッグバンドジャズを形成し最終的には音楽祭で演奏するという話。
最近は本当に邦画の出来がよくなったなぁと感じる。テンポもいいし,山形弁もほどよいアクセントになっているし,何よりあまりに上手すぎない演奏が本当に出演者が演奏していることを証明していてよかった。これをプロが吹き替えたりしたら楽器を演奏することの楽しさが前面に伝わることがなくてよさが半減していただろう。
脇役は竹中直人渡辺えり子らがしっかり固めているし,高校生役もこう言っては何だが,妙にタレントじみてなくて好感が持てた。
展開としては「天使にラブソングを・・・2」みたいな感じで,爽快に楽しめる。