恋愛適齢期

ジャック・ニコルソンダイアン・キートンの熟年カップルが素晴らしい。あの絶妙の間合いと目線の動きはそうそうできるものではない。もっとシリアスな映画だと思っていたのだが,意外にもラブコメディだった。ジャック・ニコルソンの動きは何となく釣りばか日誌の西田敏行を思い出させて笑ってしまった。見終わった後にほんわかした気分になる。キアヌ・リーブスは久しぶりの爽やかな青年役。しかしながら,主役二人に圧倒的に迫力負けしていた。パッケージが主役二人とキアヌ・リーブスの3人の写真になっているが,キアヌ・リーブスはジャケット写真に載せるほどストーリーに絡んでこない。もうちょっと絡ませるとよかったのかなぁ。