サーバー構築中2 (NICとNVIDIAドライバ)

金曜日の夕方から引き続いてサーバーの環境構築中。忘れないようにちょっと詳しく書いておく。
まずはOSのインストールから。OSはVineLinux3.1(ftp)を選択。nvidiaLinux用のドライバの対応はしっかりしているが、あまりにも特化しすぎているため、インストールが煩雑になるのね。。。orz。OSインストール時のX設定はとりあえず全部スルー。ランレベル3で起動させる。しかし、コンソールモードで日本語が表示されないので(英語で表示なら構わないが文字化けは困る)、rootでログイン後
/etc/lilo.confを開いて

image=/boot/vmlinuz-2.4.27
label=linux
initrd=/boot/initrd-2.4.27-0vl7.img
read-only
root=/dev/hda1
vga=0x301 # この行を追加
append=”resume2=swap:/dev/hda5”

編集後に再起動。日本語が表示されるようになった。
次はネットワーク。ifconfigで確認するとeth0が全く動いていないのでr8169をmodprobeで読み込んで、ifconfig eth0 upで動作を確認。どうやらRealtek 8110sは自動認識には対応してくれていなかったようだ。netconfigコマンドでネットワークアドレスをちゃちゃっと設定してネットワーク環境は整備完了。pingで適当なホストに通信を試してパケット送信を確認。nslookupでDNSサーバーからの名前解決も確認。
Xの設定を行う。グラフィックボードはLeadtek A6200 TDH。NvidiaのGeForceFX6200搭載のボードだ。とりあえずディスプレイ解像度を何とかしなきゃいかんので、Xconfiguratorを起動。グラフィックドライバにVESA(Generic)を選択してグラフィックメモリだけはきちんと128MBを設定。ディスプレイは自動認識で対応させた。色深度は24bit、解像度は1280x1024で設定。表示の確認は行わない。これで/etc/X11/にxorg.confが作成される。
ネットワークが生きたので適当なホストにhttp://www.nvidia.com/からダウンロードしてきたドライバ(NVIDIA-Linux-x86-1.0-7667-pkg1.run)を置いておきsftpでgetしてくる。rootで実行。途中「あんたのマシン用にコンパイルされたバイナリパッケージがないから、ソースからコンパイルするぜ」という確認メッセージが出るが気にせずOK、Yesを連打。無事インストール完了。
README.txtにしたがって/etc/X11/xorg.confを開きDeviceセクションを次のように変更。

Section "Device"
Identifier "NVIDIA GeForceFX 6200" #Screenセクションで呼び出す名前
Driver "nvidia" #ドライバの名称 間違えないように
BoardName "Leadtek A6200 TDH 128M" #ここは任意でよいみたい。
EndSection

後はLoad "glx"を確認し、Load "dri"とLoad "GLCore"をコメント。ScreenセクションのDevice項目には上記編集時のIdentifierの値を放り込んでおく。これでstartx。nvidiaのスプラッシュスクリーンが表示されて、設定どおりの解像度でX Window Systemが起動すれば成功。にしても、デフォルトのWindow Managerがgnomeになってないのはどこかで設定を間違えたか。まぁtelinit 5でgdmを起動してGUIgnomeをデフォルトに変更することでとりあえず対処。しかし、他のユーザーがログインした時最初からgnomeが起動しないとどうせ「壊れた」とか言われるだろうなぁ。。。とりあえず今日はここまで。残りは明日。