CFD

非構造格子

CFD

ようやく非構造格子の取り扱いがわかってきたような、そうでないような。 まず非構造格子の場合に必要なデータをまとめておくと。。2次元の場合には次のような感じになるだろうか。基本的にポインタも構造体も使わない。データ構造としては扱いにくいものと…

非構造格子

CFD

久しぶりにCFDの話。研究というよりも趣味のような感覚で非構造格子に手を出してみたのだが、構造格子と違って隣接点の情報が簡単に判明するわけではないから、プリプロセスとして隣接点(要素)や共有面(辺)の情報をデータベースに登録する必要が出てくる…

Weighted Compact Nonlinear Scheme

CFD

遂にというか,当方でもコンパクトスキームを用いて空間精度を上げる試みを始めた。理由はハイブリッドモデルを用いた乱流計算を行うため。先日Spalart-Allmarasを構築し,DESも可能となったのだが,MILESを用いて乱流計算するときには,スキーム固有の数値…

SAほぼ完成

CFD

結局2ヶ月近くかかってしまったが,1方程式型のSpalart-Allmaras乱流モデルの構築がほぼ完了。現在平板の乱流境界層を解いてデバッグ中。 決め手はやはりオリジナルの文献だった。一番最初に取り寄せておけば余計な苦労をせずとも済んだものを。。。が,うま…

乱流モデル

CFD

今度は乱流に手を出し始める。非圧縮性流体に輸送方程式を解くタイプの乱流モデルを導入する場合には流れ場同様にSIMPLEなりMAC型の定式化に倣って係数行列を構築。後は緩和法で行列反転し収束させればよい。至極簡単に思えるが,圧縮性流体にはどうやって導…

接触不連続面捕獲

CFD

とりあえずはC-CUP法,Subcell Resolution共にオーケー。 しかしながら,何れも曲線座標系に適用する際に難有り。これは解決しないと先に進まない。年度末に向けてだいぶ忙しくなってきた。 仕事が目の前に山積みになっているが,思うように捗らない。 さて…

CIP関連

CFD

同じネタを引き続きだが,やはり微妙なところでよくわからんものがある。 CIP法そのものでは,非移流フェーズと移流フェーズはどちらを先に解いても構わないようなのだが,C-CUPはそのコンセプトからしてそうでもなさそう。にも関わらず論文を見ると人によっ…

C-CUP法

CFD

CIP法を拡張して,人口粘性により圧縮性を考慮し,拡散項から来る非移流フェーズを圧力のポアソン方程式より解こことにより,圧縮・非圧縮統一(と謳われている)なのだが,一応それらしいものはプログラミング終了。 しかしながら,現在は単相バージョンの…

 気液界面捕獲

CFD

結局最近やっているテーマの一つは気液界面捕獲であって,このための手法というのは古くからたくさんある。 その中で最近よく使われているのがLevel-SetやCIP法。 元々僕の研究室で使用しているものは均質系のモデルなのでどちらかと言えばLevel-Setは適用し…

 美浜原発事故を受けて

CFD

ニュースとしてはちょっと前の内容になるが,あの事故が発生した配管内の流れの解析をすることになった。 形状としては単純な形状ではあるが,流れのコンディションが厳しい。 また,圧縮性流体のスキームを用いて解くには不向きな流れかもしれない。 そもそ…

 TECPLOTマクロ

CFD

CFD可視化ソフトのTECPLOTのマクロにはまり気味で,様々なアニメーションを作っているのだが,こういうマクロスクリプトというのは特有の文法のため,以前書いたものを忘れることがしばしば。 今日はまた新たに機能を追加しようと思って以前のスクリプトを開…

 Level-Set

CFD

最近流行りのLevel-Setに手を出してみる。 曲線座標系への持ち込み方が微妙にわからず,いったい他の人はどうやっているんだろう? 文章で書くと「界面からの距離関数」と簡単なのだが,実際プログラミングしてみると距離計測する際の基準点自体が陰的にしか…